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自家栽培による稲。

種から手間をかけて無農薬で栽培しました。
このページの焼締の作品は、この稲の籾殻を
使って焼成しました。

雨と山から自然に湧いてくる水で育った稲は
これらの作品の土色に作為のない自然なデザインをもたらしてくれました。




炭化焼締皿


素直な造形の皿に天然の籾殻が無作為なデザインを添えています。



焼締花瓶


緋色の変化がグラデーションのように出ました。
石混じりのざっくりとした土の感じが重厚さを出しています。



焼締花瓶


他のに比べ、やや茶色い仕上がり。
野の花が似合いそうな、さりげない、あまり主張しすぎない花瓶になりました。



焼締茶碗

色の濃い部分には金属のような光沢が一部見られ変化に富んだ色合いが出ています。
正面に彫られた模様が、鋭く引き締まった印象を与えています。



焼締蹲壷


人が蹲(うずくま)っている様子を表す壷
手びねりの素朴な雰囲気がよく出ています。
綺麗にまとめすぎないこの感じを出すのが、
難しいのです。
実際の作品は、写真で見るよりも焼き色や土肌に変化があります。

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